けが・病気

年齢区分による心肺蘇生法

最終更新日:2020年09月23日担当:若狭消防署

成 人

  • 心肺蘇生法における胸骨圧迫は30回、人工呼吸は2回実施する。
  • 気道確保については、頭部後屈あご先挙上を実施する。

人工呼吸

  • 送気方法は口対口とする。
  • 送気量は胸が軽く上がる程度とする。
  • 送気時間は約1秒とする。
  • 送気回数は2回とする。

胸骨圧迫

  • 圧迫位置は胸の左右真ん中にある胸骨の下半分とする。
  • 圧迫方法は両手とする。
  • 圧迫の強さは5センチメートルから6センチメートル垂直に沈むまでとする。
  • テンポは1分間に100回から120回とする。

AED

  • 対象年齢について、小学生以上は成人として扱う。
  • 電極パッドの装着はAEDが到着次第実施する。
  • 使用電極パッドは成人用を使用する。
  • 電気ショック後は、直ちに胸骨圧迫を開始しAEDの音声メッセージに従う。

小 児

  • 心肺蘇生法における胸骨圧迫は30回、人工呼吸は2回実施する。
  • 気道確保については、頭部後屈あご先挙上を実施する。

人工呼吸

  • 送気方法は口対口とする。
  • 送気量は胸が軽く上がる程度とする。
  • 送気時間は約1秒とする。
  • 送気回数は2回とする。

胸骨圧迫

  • 圧迫位置は胸の左右真ん中にある胸骨の下半分とする。
  • 圧迫方法は片手または両手とする。
  • 圧迫の強さは胸の厚さ約3分の1が垂直に沈むまでとする。
  • テンポは1分間に100回から120回とする。

AED

  • 対象年齢について、未就学児も適応である。
  • 電極パッドの装着はAEDが到着次第実施する。
  • 使用電極パッドについては、小学生以上は成人用を使用、未就学児は小児用を使用する。この場合、小児用モードに切り替える機種があるので注意する。
  • 電気ショック後は、直ちに胸骨圧迫を開始しAEDの音声メッセージに従う。

乳 児

  • 心肺蘇生法における胸骨圧迫は30回、人工呼吸は2回実施する。
  • 気道確保については、頭部後屈あご先挙上を実施する。
    この場合、極端な頭部後屈は空気の通り道を塞ぐ可能性があるので気をつける。

人工呼吸

  • 送気方法は口対鼻口とする。
  • 送気量は胸が軽く上がる程度とする。
  • 送気時間は約1秒とする。
  • 送気回数は2回とする。

胸骨圧迫

  • 圧迫位置は両方の乳頭を結ぶ線の少し足側を目安とした胸骨下半分とする。
  • 圧迫方法は中指と薬指2本とする。
  • 圧迫の強さは胸の厚さ約3分の1が垂直に沈むまでとする。
  • テンポは1分間に100回から120回とする。

AED

  • 対象年齢である。
  • 電極パッドの装着はAEDが到着次第実施する。
  • 使用電極パッドは小児用を使用するが、小児用モードに切り替える機種があるので注意する。
  • 電気ショック後は、直ちに胸骨圧迫を開始しAEDの音声メッセージに従う。

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