○若狭消防組合集団救急救助事故活動規程
(平成21年12月10日本部訓令第12号)
改正
平成23年6月6日本部訓令第3号
平成24年8月13日本部訓令第8号
平成24年10月1日本部訓令第12号
平成26年4月1日本部訓令第4号
平成26年6月20日本部訓令第8号
平成28年3月23日本部訓令第3号
(目的)
(事故の種別)
(事故の対象)
(出場基準)
(現場活動)
(活動隊の任務)
(先着隊の任務)
(警防本部の設置および任務)
(応急救護所の設置および任務)
(傷病者の分類)
(関係機関との連携)
(報告等)
別表第2(第8条関係)
区分任務責任者
(担当課)
現場本部長災害現場の統轄指揮を行うとともに、応援要請等の決定をする。消防長
本部課長は本部長付けとし、現場本部長を補佐する。
現場指揮救助活動隊、応急救護所およびその他の隊の任務命令および作戦指揮を行う。署長
連絡調整関係機関等への連絡調整を行う。総務課
情報収集・広報災害状況の情報収集および報道関係への対応・住民広報を行う。予防課
資機材調達現場活動に必要な資機材の調達を行う。警防課
病院情報収集医療機関の収容能力および収容状況ならびに収容傷病者の状況把握等を行う。情報指令課
無線通信災害現場の無線統制および消防本部への災害状況の報告を行う。情報指令課
別表第3(第9条関係)
区分任務
救護活動指揮応急救護所の全体指揮を行うとともに、必要資機材の調達および現場本部との連絡を行う。
受付分類緊急度区分表に基づく分類を行う。
医師がいる場合は、協力を求める。
応急処置緊急度区分表に応じた応急処置を行う。
ただし、医師がいる場合は、できるだけその指示に従う。
病院搬送調整緊急度区分表に応じた医療機関の決定および搬送車両の調整を行う。
別表第4(第10条関係)
分類順位症状および状態タッグ色
緊急治療群第1順位1 意識障害(簡単な命令に反応できない、またはJCSII桁以上)
2 呼吸数30回/分以上または10回/分以下
3 爪床圧迫テスト(Capillary refilling test)2秒以上
4 生理学的・解剖学的評価に異常
準緊急治療群第2順位緊急治療群の条件に合致しないが、歩行不可能な傷病者
軽傷群第3順位歩行可能な傷病者
死亡群第4順位呼吸無しのもので、再気道確保後も呼吸無しの者
(注1) 緊急治療群の1つでも条件が合致すれば、第1順位とする。
(注2) この表はあくまでも初期評価であり、継続観察しながら再トリアージを行うものとする。
別表第5(第10条関係)
記載項目記載内容等
No.トリアージ実施場所において、トリアージ実施機関で連番を記載し、氏名等が不明な場合でも区別できるようにする。
氏名、年齢、性別、住所、電話傷病者の氏名、年齢、性別、住所および電話番号を記載する。
トリアージ実施年月日・時刻トリアージを実施した年月日および時刻を記載する。
トリアージ実施者氏名トリアージを行った者の氏名を記載する。
搬送機関名病院搬送を行う救急隊名を記載する。
収容医療機関名搬送医療機関名を記載する。(搬送先が決定した時点で記載)
トリアージ実施場所トリアージを行った場所を記載する。
トリアージ実施機関トリアージを行った者が所属する機関の名前を記載し、実施者の該当する職種にチェックする。
症状・傷病名傷病者の症状を記載する。また医師初診時の傷病名を記載する。
トリアージ区分I:最優先治療群 (第1順位)
II:非緊急治療群 (第2順位)
III:軽処置群 (第3順位)
0:死亡群 (第4順位)
(モギリ部と同じトリアージ区分に○印を付ける。)
特記事項搬送・治療上特に留意すべき事故および傷病者の救出場所、服装等の必要と思われる事項を記載する。
人体図負傷部位等必要となる事項を記載する。
別表第6(第10条関係)
トリアージタッグ担当記載要領等
1枚目トリアージ担当No.、性別、トリアージ区分、実施者氏名等を記載する。
搬送救急隊氏名、収容医療機関名、搬送救急隊等を記載し、現場指揮所または応急救護所へ提出する。
2枚目搬送救急隊収容医療機関において、未記入事項を記載する。救急隊が保有し消防本部に持ち帰る。
3枚目医療機関担当搬送医療機関において、トリアージタッグに未記入事項があれば記載する。搬送救急隊は、追加記載事項を調査し保有する2枚目に記載する。3枚目については、搬送医療機関に提出する。