○若狭消防組合応急手当の普及啓発活動推進規程
(平成10年4月30日本部訓令第4号)
改正
平成17年3月7日本部訓令第1号
平成18年10月19日本部訓令第9号
平成29年5月1日本部訓令第2号
令和元年9月17日本部訓令第2号
令和3年10月1日本部訓令第8号
令和4年4月25日本部訓令第2号
(趣旨)
(普及啓発活動の計画的推進)
(応急手当の普及項目)
(住民に対する普及講習の種類)
講習の種類主な普及項目
普通救命講習(I・II・Ⅲ)Ⅰ心肺蘇生法(主に成人を対象)、大出血時の止血法
Ⅱ心肺蘇生法(主に成人を対象)、大出血時の止血法
(注)受講対象者によっては、小児、乳児、新生児に対する心肺蘇生法とする。
Ⅲ心肺蘇生法(主に小児、乳児、新生児を対象)、大出血時の止血法
上級救命講習心肺蘇生法(成人・小児・乳児・新生児を対象)、大出血時の止血法、傷病者管理法、手当の要領、搬送法
(修了証等の交付等)
(応急手当指導員の認定等)
(応急手当指導員の通知)
(応急手当指導員養成講習の講師)
(応急手当指導員の認定証の交付)
(応急手当指導員の資格の有効期限)
(応急手当普及員の認定等)
(応急手当普及員の養成)
(応急手当普及員の認定証の交付)
(応急手当普及員の資格の有効期限)
(他の地域で取得した者の扱いについて)
(認定の取消し)
(応急手当指導員等の責務)
(普及啓発用資機材の整備)
(感染防止上の配慮)
(応急手当実施者の救命行為に影響し得る障壁等への対応)
(関係機関との連携)
(施行細則)
別表第1(第4条関係)
1 到達目標1 心肺蘇生法(主に成人を対象)を救急車が現場到着するのに要する時間程度できる。
2 自動体外式除細動器(AED)について理解し、正しく使用できる。
3 異物除去法および大出血時の止血法を理解できる。
2 標準的な実施要領1 講習については、実習を主体とする。
2 1クラスの受講者数の標準は、30名程度とする。
3 訓練用資機材一式に対して受講者は5名程度とする。
4 指導者1名に対して受講者10名程度とする。
項目細目時間(分)
応急手当の重要性応急手当の目的・必要性(心停止の予防等を含む)等15
救命に必要な応急手当(主に成人に対する方法)心肺蘇生法基本的心肺蘇生法(実技)反応の確認、通報165
胸骨圧迫要領
気道確保要領
口対口人工呼吸法 
シナリオに対応した心肺蘇生法
AEDの使用法AEDの使用方法(ビデオ等)
指導者による使用法の呈示
AEDの実技要領
異物除去法異物除去要領
効果確認心肺蘇生法の効果確認
止血法直接圧迫止血法
合計時間180
備 考1 2年から3年間隔での定期的な再講習を行うこと。  
2 普及時間を分割した講習を可能とする。 
3 座学については、e-ラーニングや、オンラインによる双方向のLIVE講習(以下「オンライン講習」という。)の活用を可能とする。
 e-ラーニングやオンライン講習による心肺蘇生法の座学講習(60分相当)を受講した場合、概ね1ヶ月以内に、対面による実技講習等(120分)を受講することで、修了証を交付することができる。   
4 訓練用資器材を充実させることによって、受講者一人ひとりが訓練用資器材に接する時間が増えて効果的な講習を行うことができれば、講習時間を短縮することを可能とする。  
別表第1の2(第4条関係)
1 到達目標1 心肺蘇生法(主に成人を対象)を救急車が現場到着するのに要する時間程度できる。
2 自動体外式除細動器(AED)について理解し、正しく使用できる。
3 異物除去法および大出血時の止血法を理解できる。
2 標準的な実施要領1 講習については、実習を主体とする。
2 1クラスの受講者数の標準は、30名程度とする。
3 訓練用資機材一式に対して受講者は5名程度とする。
4 指導者1名に対して受講者は10名程度とする。
項目細目時間(分)
応急手当の重要性応急手当の目的・必要性(心停止の予防等を含む)等15
救命に必要な応急手当(主に成人に対する方法)心肺蘇生法基本的心肺蘇生法(実技)反応の確認、通報165
胸骨圧迫要領
気道確保要領
口対口人工呼吸法 
シナリオに対応した心肺蘇生法
AEDの使用法AEDの使用方法(ビデオ等)
指導者による使用法の呈示
AEDの実技要領
異物除去法異物除去要領
効果確認心肺蘇生法の効果確認
止血法直接圧迫止血法
心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)知識の確認60
心肺蘇生法に関する実技の評価(実技試験)シナリオを使用した実技の評価
合計時間240
備 考1 普通救命講習IIは、業務の内容や活動領域の性格から一定の頻度で心停止者に対し応急の対応をすることが期待・想定される者を対象とすること。
2 普通救命講習Ⅱで行う筆記試験および実技試験については、客観的評価を行い、原則として80%以上を理解できたことを合格の目安とすること。
3 2年から3年間隔での定期的な再講習を行うこと。
4 普及時間を分割した講習を可能とする。 
5 座学については、e-ラーニングや、オンライン講習の活用を可能とする。
 e-ラーニングやオンライン講習による心肺蘇生法の座学講習(60分相当)を受講した場合、概ね1ヶ月以内に、対面による実技講習等(180分)を受講することで、修了証を交付することができる。
6 訓練用資器材を充実させることによって、受講者一人ひとりが訓練用資器材に接する時間が増えて効果的な講習を行うことができれば、講習時間を短縮することを可能とする。 
別表第1の3(第4条関係)
1 到達目標 1 心肺蘇生法(主に小児、乳児、新生児を対象)を救急車が現場到着するのに要する時間程度できる。 
2 自動体外式除細動器(AED)について理解し、正しく使用できる。 
3 異物除去方法および大出血時の止血法を理解できる。 
2 標準的な実施要領 1 講習については、実習を主体とする。 
2 1クラスの受講者数の標準は、30名程度とする。 
3 訓練用資器材一式に対して受講者は、5名程度とする。 
4 指導者1名に対して受講者は10名程度とする。 
項目 細目 時間(分) 
応急手当の重要性 応急手当の目的・必要性(心停止の予防等を含む)等 15 
救命に必要な応急手当(主に小児、乳児、新生児に対する方法) 心肺蘇生法 基本的心肺蘇生法(実技) 反応の確認、通報 165 
胸骨圧迫要領 
気道確保要領 
口対口(口鼻)人工呼吸法 
シナリオに対応した心肺蘇生法 
AEDの使用法AEDの使用方法(ビデオ等) 
指導者による使用法の呈示 
AEDの実技要領 
異物除去法 異物除去要領 
効果確認 心肺蘇生法の効果確認 
止血法 直接圧迫止血法 
合計時間 180 
備 考 1 2年から3年間隔での定期的な再講習を行うこと。 
2 普及時間を分割した講習を可能とする。 
3 座学については、e-ラーニングや、オンライン講習の活用を可能とする。
 e-ラーニングやオンライン講習による心肺蘇生法の座学講習(60分相当)を受講した場合、概ね1ヶ月以内に、対面による実技講習等(120分)を受講することで、修了証を交付することができる。  
4 訓練用資器材を充実させることによって、受講者一人ひとりが訓練用資器材に接する時間が増えて効果的な講習を行うことができれば、講習時間を短縮することを可能とする。 
別表第2(第4条関係)
1 到達目標1 心肺蘇生法を救急車が現場到着するのに要する時間程度できる。
2 自動体外式除細動器(AED)について理解し、正しく使用できる。
3 異物除去法および大出血時の止血法を理解できる。
4 傷病者管理法、副子固定法、熱傷の手当、搬送法等を習得する。 
2 標準的な実施要領1 講習については、実習を主体とする。
2 1クラスの受講者数の標準は、30名程度とする。
3 訓練用資機材一式に対して受講者は5名程度とする。
4 指導者1名に対して受講者は10名程度とする。
項目細目時間(分)
応急手当の重要性応急手当の目的・必要性(心停止の予防等を含む)等15
救命に必要な応急手当(成人、小児、乳児、新生児に対する方法)心肺蘇生法基本的心肺蘇生法(実技)反応の確認、通報285
胸骨圧迫要領
気道確保要領
口対口人工呼吸法 
シナリオに対応した心肺蘇生法
AEDの使用法(成人に対する方法)AEDの使用方法(ビデオ等)
指導者による使用法の呈示
AEDの実技要領
異物除去法異物除去要領
効果確認心肺蘇生法の効果確認
止血法直接圧迫止血法
心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)知識の確認60
心肺蘇生法に関する実技の評価(実技試験)シナリオを使用した実技の評価
その他の応急手当傷病者管理法保温法120
体位管理(回復体位とショック時の対応)
手当の要領包帯法(三角巾等)
副子固定法
熱傷の手当
熱中症への対応(予防を含む)
その他の手当(用手による頸椎保護、すり傷、切り傷、気管支喘息、痙攣、低血糖、失神、アナフィラキシー、歯の損傷、毒物、溺水への対応等) 
搬送法搬送の方法(徒手搬送、毛布を使った搬送法、複数名で搬送する方法)
担架搬送法(担架搬送の基本事項)
応急担架作成法
合計時間 480 
備 考 1 上級救命講習は、業務の内容や活動領域の性格から一定の頻度で心停止者に対し応急の対応をすることが期待・想定される者も対象とし、この場合、2年から3年間隔での定期的な再講習を行うこと。 
2 筆記試験および実技試験については、客観的評価を行い、原則として80%以上を理解できたことを合格の目安とすること。 
3 普及時間を分割した講習を可能とする。
4 座学については、e-ラーニングや、オンライン講習の活用を可能とする。
 e-ラーニングやオンライン講習による心肺蘇生法の座学講習(60分相当)を受講した場合、概ね1ヶ月以内に、対面による実技講習等(420分)を受講することで、修了証を交付することができる。 (座学講習について、その他の応急手当等を含めた120分相当とする場合は、対面による実技講習等は360分とする。)
5 訓練用資器材を充実させることによって、受講者一人ひとりが訓練用資器材に接する時間が増えて効果的な講習を行うことができれば、講習時間を短縮することを可能とする。 
別表第3(第4条関係)
1 到達目標 1 胸骨圧迫を救急車が現場到着するのに要する時間程度できる。 
2 自動体外式除細動器(AED)を使用できる。 
2 標準的な実施要領 1 講習については、実習を主体とする。 
2 訓練用資器材一式に対して受講者は5名程度とする。 
3 指導者1名に対して受講者は10名程度とする。 
項目 細目 時間(分) 
応急手当の重要性 応急手当の目的・必要性(心停止の予防等を含む)等 90 
救命に必要な応急手当(主に成人に対する方法) 心肺蘇生法 基本的心肺蘇生法(実技および呈示) 反応の確認、通報 
胸骨圧迫要領 
気道確保要領(呈示又は体験) 
口対口人工呼吸法(呈示又は体験) 
シナリオに対応した反応の確認から胸骨圧迫まで 
AEDの使用法 AEDの使用方法(口頭又はビデオ等) 
AEDの実技要領 
備 考 普及時間を分割した講習を可能とする。 
別表第3の2(第4条関係)
1 到達目標 1 胸骨圧迫を救急車が現場到着するのに要する時間程度できる。 
2 自動体外式除細動器(AED)を使用できる。 
2 標準的な実施要領 1 講習については、実習を主体とする。 
2 訓練用資器材一式に対して受講者は2名程度とする。 
3 指導者1名に対して受講者は10名程度とする。 
項目 細 目 時間(分) 
応急手当の重要性 応急手当の目的・必要性(心停止の予防等を含む)等 45 
救命に必要な応急手当(主に成人に対する方法) 心肺蘇生法 胸骨圧迫のみの心肺蘇生法(実技) 反応の確認、通報 
胸骨圧迫要領 
AEDの使用法AEDの使用方法(口頭又はビデオ等) 
AEDの実技要領 
別表第4(第6条関係)
項目時間(分)
指導要領指導技法60435
救命に必要な応急手当の指導要領(心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)、心肺蘇生法の指導に関する実技の評価(実技試験)を含む。)240
その他の応急手当の指導要領90
各種手当の組み合わせ・応用の指導要領45
効果測定・指導内容に関する質疑への対応45
合計時間480
  (注)
・「救命に必要な応急手当」とは、心肺蘇生法、止血法(感染防止を含む。)を意味する。
・「その他の応急手当」とは、傷病者管理法、外傷の手当要領、搬送法を意味する。
別表第4の2(第6条関係)
項目時間(分)
基礎的な知識技能基礎知識(講義)60480
救命に必要な応急手当の基礎実技240
その他の応急手当の基礎技術180
指導要領基礎医学・資機材の取扱い要領・指導技法240840
救命に必要な応急手当の指導要領(心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)、心肺蘇生法の指導に関する実技の評価(実技試験)を含む。)300
その他の応急手当の指導要領180
各種手当の組み合わせ・応用の指導要領120
効果測定・指導内容に関する質疑への対応120
合計時間1440
(注) 
・「基礎知識(講義)」とは、応急手当指導員(普及員)認定制度、応急手当の重要性、応急手当の対象者等に関する知識を意味する。
・「基礎医学」とは、解剖・生理学、感染防止を意味する。
・「救命に必要な応急手当」とは、心肺蘇生法、止血法(感染防止を含む。)を意味する。
・「その他の応急手当」とは、傷病者管理法、外傷の手当要領、搬送法を意味する。
別表第4の3(第6条関係)
項目時間(分)
基礎的な知識技能基礎知識(講義)60180
救命に必要な応急手当の基礎実技60
その他の応急手当の基礎技術60
指導要領基礎医学・資機材の取扱い要領・指導技法60660
救命に必要な応急手当の指導要領(心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)、心肺蘇生法の指導に関する実技の評価(実技試験)を含む。)300
その他の応急手当の指導要領180
各種手当の組み合わせ・応用の指導要領120
効果測定・指導内容に関する質疑への対応120
合計時間960
(注) 
・「基礎知識(講義)」とは、応急手当指導員(普及員)認定制度、応急手当の重要性、応急手当の対象者等に関する知識を意味する。
・「基礎医学」とは、解剖・生理学、感染防止を意味する。
・「救命に必要な応急手当」とは、心肺蘇生法、止血法(感染防止を含む。)を意味する。
・「その他の応急手当」とは、傷病者管理法、外傷の手当要領、搬送法を意味する。
別表第5(第10条関係)
項目時間(分)
救命に必要な応急手当の指導要領120
その他の応急手当の指導要領120
合計時間240
備 考1 本講習は、応急手当指導技能の維持・向上を図るものである。
2 本講習においては、指導実技を実施させ、手順・要領が誤っているものについて重点指導する。また、想定課題に基づく指導要領について展示指導させ、誤っている部分について修正指導を行う。
(注) 
・「救命に必要な応急手当」とは、観察要領、心肺蘇生法、止血法(感染防止を含む)を意味する。
・「その他の応急手当」とは、傷病者管理法、外傷の手当要領、搬送法を意味する。
別表第6(第11条関係)
項目時間(分)
基礎的な知識技能基礎知識(講義)120540
救命に必要な応急手当の基礎実技240
その他の応急手当の基礎技術180
指導要領基礎医学・資機材の取扱い要領・指導技法300780
救命に必要な応急手当の指導要領(心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)、心肺蘇生法の指導に関する実技の評価(実技試験)を含む。)360
各種手当の組み合わせ・応用の指導要領120
効果測定・指導内容に関する質疑への対応120
合計時間1440
(注) 
・「基礎知識(講義)」とは、応急手当指導員(普及員)認定制度、応急手当の重要性、応急手当の対象者等に関する知識を意味する。
・「基礎医学」とは、解剖・生理学、感染防止を意味する。
・「救命に必要な応急手当」とは、心肺蘇生法、止血法(感染防止を含む。)を意味する。
・「その他の応急手当」とは、傷病者管理法、外傷の手当要領、搬送法を意味する。
別表第6の2(第11条関係)
項目時間(分)
指導要領指導技法60
救命に必要な応急手当の指導要領(心肺蘇生法に関する知識の確認(筆記試験)、心肺蘇生法の指導に関する実技の評価(実技試験)を含む。)180
合計時間240
(注) 
・「救命に必要な応急手当」とは、心肺蘇生法、止血法(感染防止を含む。)を意味する。
・指導要領には、感染防止および効果測定を含むものである。
別表第7(第14条関係)
項目時間(分) 
救命に必要な応急手当の指導要領180 
合計時間180 
備 考 1 本講習は、応急手当指導技能の維持、向上を図るものである。 
2 本講習においては、指導技術を実施させ、手順・要領が誤っているものについて重点指導する。また、想定課題に基づく指導要領について展示指導させ、誤っている部分について修正指導を行う。 
(注) 
・「救命に必要な応急手当」とは、観察要領、心肺蘇生法、止血法(感染防止を含む)を意味する。